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第一三共のADC医薬品「DS-8201」に関する特許調査および運用ガイド(1)

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抗体薬物複合体(Antibody-Drug Conjugates:ADC)は、抗体、リンカー、ペイロードという三つの要素からなる共通の三部構造を有しています。現在、世界中で272のADC医薬品が臨床試験に入っています。Belantamab mafodotin(Blenrep®)の市場撤退を除けば、承認済みのADC製品は14品目が流通しています。ADCは複雑な特許戦略が必要とされる分野であり、医薬品の研究開発において極めて競争の激しい領域となっています。第一三共のADC医薬品DS-8201を例にとると、各構成要素に関するソース特許が初期の保護を提供するだけでなく、新たな組み合わせによって得られる優れた薬力学的特性が、特許の反復取得や市場独占期間の延長に大きく貢献しています。既存のさまざまな構成要素を用いて新薬を開発する際には、検討対象の医薬品に関する各要素について、ソース特許情報、中核特許情報、および反復特許情報を正確かつ網羅的に抽出・整理することが、企業にとって不可欠となっています。このようなプロセスにより作成される高品質な特許調査レポートは、特許侵害分析、バイオシミラーの開発、投資や資金調達活動において極めて重要な役割を果たします。以下では、ADC医薬品に対する詳細な特許調査をどのように行うか、その方法についてガイドを示します。

免責事項:

本レポートで提示されているデータは、主にPatsnap Synapse、Bio、Chemical、Analyticsの各データベースを情報源としていますが、データソースの漏れ、統計期間の相違、検索手法の違いなどにより、情報に不一致が生じる可能性があります。そのため、本レポートはあくまで参考情報としてご利用ください。本情報の使用により発生したいかなる事業上の損失についても、当レポートは一切の責任を負いません。

ADC医薬品の特性に基づき、ADCに関する特許調査の手順を以下のように整理しました。以下のプロセスに従うことで、ADC医薬品に対する特許調査を実施することができます。

詳細については、以下の画像リンクをクリックし、完全版レポートにアクセスしてください。

 

執筆者:Patsnap

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