日本糖鎖科学統合データベース(JCGGDB)にJChem Baseが採用されました

文部科学省のライフサイエンス統合データベースプロジェクト(LSDB)の一環として産業技術総合研究所が推進する、日本糖鎖科学統合データベース(JCGGDB:http://jcggdb.jp)の化学構造検索エンジンにChemAxon社のJChem Baseが採用されました。

GlycoChemExplorer → http://jcggdb.jp/GlycoChemExplorer/

JChemBaseは化学構造の蓄積と検索を実現するケムインフォマティックスアプリケーションの開発ツールです。
JChem Baseは様々なリレーショナルデータベース管理システムと組み合わせることにより、高速な構造検索を実現します。

JChemBaseに関する情報は以下のリンクをご覧下さい。
https://patcore.com/product/jchem_base/

独立行政法人理化学研究所がChemAxonのInstantJChemを採用

創薬・医療技術基盤プログラムの化学データ管理にInstantJChemを採用

ライフサイエンス業界におけるケムインフォマティックスソフトウエアのリーディングプロバイダーChemAxon社は2010年9月1日、独立行政法人理化学研究所 創薬・医療技術基盤プログラムに、同社のInstant JChemをライセンスしたことを発表しました。

Instant JChemは、理研の創薬・医療技術基盤プログラムにおいて、化合物情報の登録およびその共有・解析の支援に利用されます。 Instan Jhemはローカルマシンやサーバーにある化学構造式およびその関連データの管理・活用を行うためのデスクトップアプリケーションです。同製品は、ChemAxonのJChemエンタープライズケモインフォマティックス技術を包含し、他の技術やデータソースとのインテグレーションが可能です。

国立医薬品食品衛生研究所に法規制チェックシステムCRAIS Checkerを納入

安全性担保の観点などから化学物質にはさまざまな規制が存在しますが、法令においては主に物質名で規制化されており、化学構造式からの判定は容易ではありません。
また、化学物質を取り扱う組織においては、規制化学物質の適正管理はコンプライアンス上の重要課題の一つですが、規制化合物が多様であり、また組織によっては多くの種類の化学物質を取り扱うことからその対応にはかなりの労力を必要とします。
法規制チェックシステム「CRAIS Checker」はこの様な問題を解決するために開発され、これまでに製薬・化学企業で約2,000人のユーザーに利用されている国内で最大の利用者を持つ法規制物質チェックシステムですが、この度、公的機関である国立医薬品食品衛生研究所に導入されました。
(公表されている利用事例をお知りになりたい方は info@patcore.com までご連絡下さい。)

「CRAIS Checker」は以下の特長を有します。
  • 化学構造式から該当する法規制を判定・警告。
  • SDファイルなどにより大量の構造式を一括チェック。
  • 電子ノート、試薬管理、自社化合物登録システムなどとの連携が容易。
  • 広範な法令をサポート。
  • 法令改正時の迅速なデータ更新サービス。
  • チェック履歴・データ修正履歴を管理。
  • 法規制辞書をCAS番号や物質名や別名から検索・参照(あいまい検索対応)