Automated HTS|HSコード判定システム

有機化学品輸出入に必要なHSコードを構造式から特定

「HSコード」とは、“Harmonized Commodity Description and Coding System”として、国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一する目的のために作られたコード番号ですべての国際貿易の98%以上を代表する180か国の世界税関機構(WCO) のガイダンスに基づいています。HSコードは日本では、輸出入統計品目番号あるいは関税番号とも呼ばれています。HSコードは輸出入手続きの際に特定し、通関書類などに記載する必要がありますが、HSコードを正しく申告しないと、通関が遅れ、罰金を科せられる場合が有ります。

しかし一方で、有機化学品のHSコードを特定する作業はエキスパートを必要とし、時間もかかる不効率な状況にあります。

Automated HTSは、構造式やCAS番号*、名称*から迅速かつ高精度で米国(HTS)及びEUのHSコードを特定し、HSコードの確認作業を効率化するためのエキスパートシステムです。

個別構造の調査はもちろん、複数の構造を含むSDファイルを一括処理し、結果をEXCELに出力できます。

  ※ PubChemを参照して構造を取得します

HTS

対応するHSコード

AutomatedHTS

HSコード特定の流れ

  1. Web画面にアクセスし構造式情報(構造式描画又は、SDファイル、CAS番号など)を入力

  2. Pipeline Pilotで解析が行われレポートが作成される

  3. EXCELレポートをダウンロード

動作環境

本システムはPipeline Pilotのプロトコルとして提供されます。ご利用にあたってはBIOVIA Pipeline Pilot及びChemistry Collectionが必要となります。

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