AMEDEO:自動機械学習

AMEDEOはAutoML(Automated Machine Learning:自動化された機械学習)の一種で、高度な機械学習を自動化し、機械学習に精通したデータサイエンティストがいなくとも、ケミストやバイオロジスト自身が機械学習を使って創薬プロセスを精緻化・加速化します。AMDEDOは機械学習のモデル構築~評価、推奨構造/配列の提示を自動化することで、AI創薬の活用範囲を拡張し、リード最適化サイクルを高速化するためのアイデアジェネレーターとして機能します。
AMEDEOはデータについて学習し、最も予測的なモデルを構築および選択し、次に作成すべき化合物を明確に提案します。
最適化項目等の目標に関するいくつかの簡単な質問に答えるだけで、バイオ医薬または低分子医薬の候補を提案します。

AMEDEOは、SARvision | SMまたはSARvision | Biologicsのいずれかと組み合して利用できます。

 

 

参考文献

Sequence-activity relationship analysis for peptide optimization using machine learning techniques
Hugo Villar1, Jane Razumovskaya 2, Jason Hodges2, Mark Hansen2
https://doi.org/10.17952/35EPS.2018.281

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Automated HTS|HSコード判定システム

有機化学品輸出入に必要なHSコードを構造式から特定

「HSコード」とは、“Harmonized Commodity Description and Coding System”として、国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一する目的のために作られたコード番号ですべての国際貿易の98%以上を代表する180か国の世界税関機構(WCO) のガイダンスに基づいています。HSコードは日本では、輸出入統計品目番号あるいは関税番号とも呼ばれています。HSコードは輸出入手続きの際に特定し、通関書類などに記載する必要がありますが、HSコードを正しく申告しないと、通関が遅れ、罰金を科せられる場合が有ります。

しかし一方で、有機化学品のHSコードを特定する作業はエキスパートを必要とし、時間もかかる不効率な状況にあります。

Automated HTSは、構造式やCAS番号*、名称*から迅速かつ高精度で米国(HTS)及びEUのHSコードを特定し、HSコードの確認作業を効率化するためのエキスパートシステムです。

個別構造の調査はもちろん、複数の構造を含むSDファイルを一括処理し、結果をEXCELに出力できます。
  • PubChemを参照して構造を取得します

対応するHSコード

  • 米国に輸入にする際に必要となる、有機化合物に関する10桁の分類(CHAPTER 29)
  • 欧州連合(EU)に輸入する際必要となる、有機化合物に関する8桁の分類

主要各国のHS分類(参考リンク)

HSコード特定の流れ

  1. Web画面にアクセスし構造式情報(構造式描画又は、SDファイル、CAS番号など)を入力
  2. Pipeline Pilotで解析が行われレポートが作成される
  3. EXCELレポートをダウンロード

動作環境

本システムはPipeline Pilotのプロトコルとして提供されます。ご利用にあたってはBIOVIA Pipeline Pilot及びChemistry Collectionが必要となります。

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Bioinformatics Services

バイオメディカルデータの量が増えるにつれ、創薬・開発プログラムの複雑さも増しています。しかし、高品質なデータを取得し、それを即座に生産的に使用することは、しばしば費用がかかり、非効率的です。
Excelraでは、様々なデータベースからデータを取得し、データの解析及び生物学的解釈を行い、機械学習による予測やシュミレーションまでをサポートしています。また、お客様との協働によるバイオインフォマティクス分野のシステム開発やカスタムパイプラインの構築まで、専門家チームによるサービスを提供します。

データ取得から予測まで

 

データの変換

公共データデータベースや独自のデータベース、さらにはさまざまな出版物や規制文書などからデータを取得し、構造化して整理します。また、データを複数の形式(.tsv、APIなど)で共有・配布し、社内リポジトリで容易に統合できるようにします。

取得したデータに対しては、重複を排除したり、クラスタリング解析を行ったりしてクレンジングや標準化を行います。さらに、これらのデータのアノテーションや相互運用のためのオントロジーマッピング、テキストマイニングによるエンリッチメントなどを行い、取得したデータを整理します。

ソースデータの分析やテスト、冗長性のチェックなどを行うことで、取得したデータから分析・統合までを一貫して行うことができます。

 

  メタデータのキュレーション ゴールドスタンダードデータセット カスタムデータセット
遺伝子発現データセット データの正規化 関連する属性のメタデータ管理
オントロジーのマッピング及び管理 セマンティック・ソリューション データの「FAIR化」対応

データ解析及び生物学的解釈

データの解析・解釈だけでなく、臨床患者データの解析による世界的なエビデンスの再現も可能です。さらに、機械学習を活用して予測・モデリング・シミュレーションも行います。

これらの取り組みにより、以下が実現されます。

  • データの解析と解釈を通じて、データから意味のある情報を抽出し、洞察を得ることができます。
  • 臨床患者データを分析することで、世界的なエビデンスの再現性を確保し、研究結果や治療法の有効性を裏付けることができます。
  • 機械学習を活用することで、データから将来のトレンドや予測を行い、リスク評価や意思決定に役立てることができます。
  • モデリングやシミュレーションを行うことで、複雑な現象やシステムの動作を理解し、将来のシナリオや影響を予測することができます。

これらの取り組みによって、データの価値を最大限に引き出し、創薬における意思決定やスピードアップに貢献します。

 

ターゲットの特定と開発 作用機序の解明 表示の優先順位付け
ドラッグレスポンス解析 薬剤の組み合わせ予測 バイオマーカーの特定と患者層別化

 

お客様のご要望に応えるソリューション

Excelraは、お客様の目標達成と顧客体験の向上を最優先にしており、協働でコンセプト立案・デザイン・開発をします。フレームワーク開発やビジュアライゼーションにも多様な言語で対応可能で、クラウドベースもしくはオンプレミスでのアプリケーションとプラットフォームの展開どちらでも対応ができます。開発後はテストまで実施することで、安心してお客様にご利用いただける準備をします。
また、バイオインフォマティクスの様々な解析の為、パイプラインの構築もします。お客様から提供されたテストデータやパブリックドメインのデータにより機能の検証を行います。

 

ご契約形態

有期契約(FTE)

FTE契約は、人数と時間に基づいて決定します。(準委任契約)

フィー・フォー・サービス(FFS)

FFSはプロジェクトベースで、明確なゴールとマイルストーンに基づいて遂行します。(請負契約)

  • 公共データや出版物、特許、規制文書などから高品質なデータを取得、構造化して整理
  • データを複数の形態で共有・配布
  • データの重複排除や欠落解析などクレンジングし標準化
  • 作用機序の解明、ドラッグレスポンス解析
  • 機械学習による予測、モデリング、シュミレーション

 

Excelra社について

Excelraアドバンテージは、独自の精選されたデータ資産、深い専門知識、データサイエンスをシームレスに融合することで実現します。当社の多面的なチームは、最先端のテクノロジーを活用し、大量の異種非構造化データを調和させ、分析します。データ主導の意思決定により、業務効率を向上させ、創薬開発のスピードアップを実現し、創薬と医薬品開発を加速させます。過去18年間、Excelraは、大手製薬会社上位20社のうち15社を含む90社以上のグローバルクライアントから、データおよび分析のパートナーとして選ばれてきました。

Excelraは、500人以上の訓練を受けたデータキュレーター(特定の分野に専門性を有する適格者)からなるチームを有しており、複雑なデータ状況を理解し、お客様の創薬ライフサイクルを加速させるための化学、生物、医学データを提供することが可能です。

 

Excelra社は以下の提供が可能です

  • 膨大な化学物質と構造活性相関を照らし出す、構造化された高品質なデータセット
  • AI-ML創薬モデルのための解析可能なデータセット
  • お客様の社内データとの統合、およびお客様のシステムとの互換性を考慮したデータセット

 

 

Markush構造から個別構造の生成、R-グループ解析解析、特定ターゲット周辺のランドスケープ解析、ADMETデータセット生成など、化学キュレーションのあらゆるニーズにお応えします。

より詳細な情報については、カタログをご覧頂くか、直接お問い合わせください。

 

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Biomolecule Toolkit

Biomolecule Toolkitは、ADCやペプチドといった複雑なバイオ分子の取扱いにおいて、化学的情報と生物学的情報を隔てるギャップを橋渡しするHELMベースのウエブサービスベースのツールです。
HELMは主要製薬企業とベンダーで構成されるPistoia Allianceでオープン化された、生体高分子の記述言語で、非天然あるいは化学的に修飾されたコンポーネントを含む特殊ペプチド、オリゴヌクレオチド、タンパク質、抗体薬物複合体などの多様なバイオ分子において、シーケンスや原子レベルであいまいさの無い明確な表現を可能にします。これにより、的確なバイオ分子の格納、索引付け、データベース内検索を可能にします。
本ツールは、既存のバイオロジックス管理プラットフォームを拡張したり、バイオ分子登録システムの基盤としてご利用になれ、お客様独自のワークフローやビジネスロジックに合わせて、バイオ分子の正規化、登録、検索機能などを利用できます。

利用例

ペプチドベースの治療薬

ほとんどの天然のペプチド配列は、投与後急速に分解・除去されます。そのため多くの場合、劣化防止や腎クリアランスを減らすことを目的にシークエンスを化学的に修飾することが試みられます。このような場合に置いてもBiomolecule toolkitを用いると直鎖及び環状ペプチドのあいまいさの無い明確な表現と登録がHELM表現により可能になります。天然のみならず、合成アミノ酸、化学修飾、複合体においても、本ツールキットは検索可能なペプチドカタログを維持します。さらに、我々は現在フォーカスドバーチャルペプチドライブラリーを作成するツールを提供するべく取り組んでいます。ライブラリーの作成は、与えられたリードシーケンスにおいて、ターゲット残基を天然若しくは非天然アミノ酸の置換により列挙し、続いて構造の多様性を迅速に拡張するのを支援する目的で、プロパティーベースのフィルタリング行うことを想定しています。

抗体および抗体-薬物複合体

さまざまな抗体および抗体-薬物複合体の表記法は現在も存在しますが、ほとんどの場合、それらは原子レベルで正確に記述することができていません。これらの分子実体のユニークな表現は、追加の数値またはテキストによる分子全体あるいはその一部に関する注釈の組み合わせによってのみ実現されているのが実状です。典型的には、属性と値のペアが良く用いられます。(例:ADRにおける抗体/薬物比)、加えて、抗体配列等の明確な構造要素やペイロードの結合部位などのあいまい構造要素などから構成されます。
Biomolecule toolkitには、データベースにユニークなバイオ分子を登録・検索するためのビジネスロジックを定義する際に使用する、定義・格納・アノテーションクエリの機能レイヤーがあります。

RNAiベースの治療薬

アンチセンスオリゴヌクレオチドおよびsiRNAは、それらの相補的RNA基質配列にハイブリダイズする短い核酸(12-22残基)です。フリー基質濃度をエフェクター濃度閾値以下に低下させたり、形成されたRNA / DNA二重鎖のリボヌクレアーゼH1分解を誘導することによって、基質を不活性化します。
ペプチドとしてのアンチセンスオリゴヌクレオチドは、迅速に分解する傾向がありますが、それには核酸の主鎖に化学修飾を組み込むことによって対処できることが知られています(例:リボースコンポーネントの2 ‘位におけるメトキシエチル化)。
Biomolecule toolkitを使用すれば、そういった化学的に修飾されたオリゴヌクレオチドのエントリーを簡単に作成、格納し、標準的な形でインデックスを作成することができます。 RNA候補分子のシークエンスに基づく評価は、分子の化学的特徴を維持したまま、お好みのバイオインフォマティクスツール上で行っていただくことができます。

柔軟な登録

Biomolecule toolkitは、複雑な生体分子およびその関連データのハンドリングと登録のためのアプリケーションを容易に構築できる既成の機能モジュールを提供します。最近のシステムの流れは、従来の低分子と生物製剤を統合した、治療薬候補エンティティ管理の単一の窓口として機能する包括的で柔軟なシステムに向かいつつあります。このような 登録ソリューションを実現する為に必要となる主要コンポーネントは、その登録時に提出された形式(例えば、シーケンスあるいは構造式)は問わず、それらを「解釈」する認識エンジンであり、かつそれを内部ビジネス ロジックを介して登録データベースにフィードする能力を有します。また、異なる表現形式の間をシームレスに行き来する能力を必要とします。

アーキテクチャー

Biomolecule toolkit は、Web Service API フレームワーク内でJChem-likeな機能を提供し、従来のケムインフォマティクス/バイオインフォマティックスのツールでは扱いが難しかった複雑なバイオ分子もハンドリングできるようにします。既存のITインフラ内で、簡便かつフレキシブルに展開していただけるよう、SOAPとREST-ful APIに対応しています。

バイオ分子とその関連データは、JChem table内のあらゆる成分(たとえばアミノ酸など)の化学構造と共に、リレーショナルデータベース内に保持されます。Web Service APIを用いて、データベースへアクセスすれば、新しい分子の登録、既存の分子の情報更新、古くなったコンテンツの削除などを行うことができます。

検索サービスでは、登録データベースに対して、複雑なクエリの作成を可能にします。該当分子を逃さず特定するために、シークエンスフィルター(例:サブシークエンス検索)と化学構造フィルター(例:部分構造検索)の組合せによるクエリをサポートしています。

バイオ分子の物性計算や、主なファイル形式の相互変換(例:HELM, FASTA, MDL Mol v3000)を行う機能を追加することもできます。

関連動画ライブラリ

  • Extending JChem to biomolecules
  • What about the “big guys”? The emerging HELM standard for macromolecular representation and the Pistoia Alliance

 

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Calculator Plugins

人体のさまざまな生物学的プロセスにおける薬物の挙動は、分子構造によって支配されています。この振る舞いは、薬物分子の重要な物理化学的特性によって説明できます。これらの特性の最適化は、創薬と設計のさまざまな段階を推進する上で重要な役割を果たします。 Calculators&Predictorsは、優れた可用性、一貫性、統合オプションを組み合わせて、複数のエンドポイントから利用できる幅広い化学計算を提供します。使いやすいプラグインから完全にカスタマイズ可能なコマンドラインツールまで、電卓と予測子はすべての主要なChemAxon製品から利用できます。広範なAPIとトレーニングオプションにより、統合とカスタマイズの可能性がさらに広がります。利用可能な計算の簡単な要約を以下に示します。

 

ADMET Plugin(hERG阻害予測)

 

毒性の低減と薬物動態のパラメータ最適化は、どんな創薬プロジェクトにとっても大変重要です。 新発売のADMETプラグインは、精選されたデータセットと機械学習のパワーを活用した信頼性の高いモデルで、予測による医薬品設計と医薬品化学の最適化をサポートします。 最初にリリースされたエンドポイントは、hERG阻害を予測することにより、創薬中の心毒性リスクの排除を目標としています。

 

  • hERG阻害の継続的な親和性予測(pActivity=-log(Activity))
  • エラー推定のための最先端の共形予測フレームワーク 適用性評価のドメイン:上位5つの最も類似したトレーニングデータに関するレポート
  • 拡張性:モデルはお客様の社内データを用いて再トレーニング可能です

 

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Protonation Plugin(pKa予測)

 

薬物の薬物動態およびファーマコダイナミクスにおけるイオン化の重要性は、関連する科学文献で十分に確立されています。 酸性/塩基性解離定数(pKa)と、さまざまなpH値での薬物分子の微小種分布を知ることは、イオン化を定量的に説明するために重要です。 プロトン化バンドルには次のものが含まれます。

 

pKa

 

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Partitioning Plugin(LogP,LogD予測)

 

親油性と親水性が異なるミクロ環境(例:生体膜の脂質二重層)での薬物の分配は、その薬物動態学的挙動に大きく影響します。 分配は、薬物のlogP値とlogD値によって記述されます。これらは、ADMETプロパティを予測する際の主要な記述子です。 Partitioningバンドルは、以下の計算を提供します。

 

分配係数

 

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Solubility Plugin(溶解度予測)

 

水への溶解度(一般にlogSと呼ばれます)は、望ましい薬理学的反応を達成するための最も重要なパラメーターの1つです。 吸収される薬物はすべて、その吸収部位に溶液として存在する必要があります。 薬物の大部分はイオン化可能な基を持つ分子であるため、化合物の溶解度はpH環境に大きく依存します。溶解度予測子は次のことを予測できます。

 

 

溶解度予測

 

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NMR Predictor Plugin(NMRスペクトル予測)

核磁気共鳴分光法は、分子の化学構造を決定するために科学者が使用する実験的研究手法です。 NMR分光計は比較的高価であるため、可能な構造のセットのNMRスペクトルを予測し、それらを実験データと比較することは、構造の解明を容易にするための十分に確立されたアプローチです。NMR Predictorは次のことができます。 高頻度頻繁な元素(H, C, N, O, F, Cl, Br, I, P, S, Si, Se, B, Sn, Ge,Te, As)から構成される分子のプロトン(1H)及び13C NMRスペクトルの予測 JCAMP-DXファイルからNMRスペクトルをインポートして表示 NMR Predictor documentation

NMRスペクトル予測

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Isomers Plugin(異性体生成)

 

異性体は、原子組成は同じですが、結合の配置や空間的配向が異なる分子間の相互変換です。互変異性、立体異性および共鳴は、これらの相互変換の例です。 互変異性化は、分子の同定、検索、および物理化学的特性に影響を与える可能性があります。立体異性体は同じ物理化学的特性(例:融点、溶解度)を持っていますが、薬物動態学的および薬力学的挙動が異なります。共鳴は、分子内の非局在化電子の再配列を表し、元の構造の一連の寄与構造をもたらします。

Isomersバンドルは次のことができます。

検索と互変異性体の処理に役立つさまざまな互変異性体セットを生成 水中の互変異性体の分布と主要な互変異性体の形態を計算 2Dまたは3D構造から開始して、四面体および二重結合の立体異性体を生成 共鳴構造を生成 Isomers and stereoisomers documentation | Try it now  

異性体予測

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Structural Calculations Plugin

 

構造計算バンドルは、次のようなさまざまな構造計算を提供します。

 

  • 水素結合ドナー/アクセプター(HBDA)カウント
  • 2Dトポロジカル記述子
  • 3D幾何学的記述子
  • 分子表面計算
  • 3Dコンフォーマー生成、分子動力学
  • 3Dアライメント
  • 異なる電子構造特性の計算
  • 分子モデリングのドキュメント Molecular Modeling documentation

分子モデリング

 

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Elemental Analysis

 

元素分析は、最も基本的な分子特性の計算を提供します。 分子量と原子数 元素組成 分子式 分子組成 マススペクトル(同位体分布)計算も可能です。

Elemental Analysis documentation 

元素分析

 

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多様な利用方法を提供

ChemAxonのCalculators&Predictorsテクノロジーは、他の多くのアプリケーションから利用でき、さまざまな方法でアクセスできます。 次のような利用が可能です:

 

  • Marvinに統合された化学計算プラグインとして
  • JChem forOfficeの関数として
  • コマンドラインツールcxcalc Chemical Terms の関数として
  • JChem Engines、Instant JChem、JChem for Office、Compound Registration、Reactorから利用
  • KNIMEの計算機ノード、PipelinePilotのコンポーネント Java API

Calculator Plugins Availability

 

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関連リンク(英文)

 

 

 

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Documentation

    API Docs

     

    Training & Examples

     

    Support & FAQ

     

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    ChemCurator

    公開特許からマーカッシュ構造や実施例構造を迅速・効率的に抽出

    新薬開発を行う製薬会社において、他社特許でカバーされているケミカルスペースを知ることは不可欠ですが、その作業は多大な労力と人件費を要します。特許には、膨大な数の実施例構造とアッセイデータが文書中に散在しているだけでなく、広大なケミカルスペースを定義するために複雑なマーカッシュ構造が使われています。

    この解析をできるだけ自動化するため、ChemAxonが世界最先端の技術開発を進めている文書からの化学構造抽出技術Document to Structureとマーカッシュ構造関連技術の融合によりChemCuratorが誕生しました。

    特長

    • ドキュメント内のテキストやイメージから構造式を自動抽出
    • 英語・日本語・中国語を認識
    • 元の文書と抽出した情報をインタラクティブに表示
    • 容易なナビゲーションと直観的な操作性
    • ドラッグ&ドロップで簡単にマーカッシュ構造を構築
    • 実施例構造がマーカッシュ構造の範囲にあるか否かをチェック (Markush validation)
    • 化合物リストからマーカッシュツリーを自動生成(Markush composer)
    • 科学論文・社内レポートなど特許解析以外の用途にも活用可能

    入力対応文書ファイル・Webサービス

    • 文書ファイル (XML, PDF, HTML, TXT)
    • Google Patents
    • IFI CLAIMS

    対応イメージ構造認識ツール(OSR)

    • CLiDE
    • OSRA

    ChemCuratorデモ

    再生開始後、右下の「字幕アイコン」をクリックすると日本語字幕がご覧いただけます。高解像度でご覧ください。

     

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    cHemTS|HSコード確認システム

    日本のHSコードをサポート【NEW】

    2022年11月4日、cHemTSが日本のHSコード(輸入)に対応しました。近日中に輸出コードにも対応予定です。

     

    構造式からHSコードを瞬時に特定

    国際貿易の通関手続きには、関税率を特定したり、統計情報を適切に取得する為、HSコード(統計品目番号)を必要な書類に記載する必要があります。 HSコードを適切に記載しない場合は、通関の遅延やペナルティー等ビジネスへの影響が懸念されます。ところが、化学品のHSコードの特定はしばしば煩雑で骨の折れる作業となります。cHemTSを使うと化学構造式から、瞬時にHSコード特定し確認することができます。

     

    メリット

    • 正式なIUPAC名やCAS番号がわからなくても特定できます。
    • 新規の化学物質でも、構造式さえあれば、HSコードを特定できます。
    • 複数構造の一括チェックが可能です。

     

    cHemTS_report
    HSコードサンプルレポート(クリックで拡大)

     

     

     

    対応国・地域

    HSコード(統計品目番号)は、国際貿易商品の分類を世界的に統一した6桁の品目番号で、関税・統計等に関して世界の主要国で使用されています。また、7桁以降に各国や地域ごとに枝番が定められています。

    chemTSでは現在以下の国・地域別のHSコードに対応しております。お客様のニーズに基づき、今後も順次拡張を予定しております。

     

    基本パッケージ:

    • 米国(輸入:HTS:Harmonized Tariff Schedule、輸出:Schedule B)
    • EU(欧州連合)

    追加オプション:

    • 日本
    • 英国
    • スイス
    • 中国
    • インド

    HTS_Aspirin

    使い方

    cHemTSは、以下の3種類の利用方法をサポートしています。

    • シングルチェック:1件ずつ構造式を描画してHSコードチェック
    • ファイルチェック:HSコードを確認したいSDFをアップロードしてHSコードチェック
    • REST Webservice:REST APIを経由のHSコードチェック。社内システムと連携して利用可能

     

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    まずは、お手元の構造で試してみませんか?[無料]

    cHemTSを検討する価値があるかどうか、お手元の構造で試してみませんか?

    以下のお問合せ先より、お気軽にご一報下さい。

     

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      Compliance Checker:海外法規制確認

      世界の化学物質法令確認を確実・簡単に

       

      world化学物質のコンプライアンス対応は、化学およびライフサイエンス業界の重要なリスク管理のテーマです。特に、麻薬、向精神薬、爆発物、危険物、毒性物質などの化合物に関する国際規制がありますが、 このような法令に抵触する化合物の不適切な取り扱いは、時に深刻な結果をもたらす可能性があります。

      Compliance Checker(コンプライアンスチェッカー)は、ソフトウェアシステムと法規制データベースを組み合わせたもので、調査対象の化合物が、どの国のどの法令等で規制されているかを素早く簡単に確認する方法を提供し、各国の関連法に従った適切な化合物の取扱いを確実にします。Compliance Checkerは、世界のトップ製薬会社をはじめ、CRO、試薬サプライヤーなど多数のユーザーで利用されており、これらのお客様からのフィードバックを常に反映して改善を重ねています。

       

       

      以下のダウンロードボタンから資料をダウンロードしてください。ロングバージョンの紹介動画をご覧いただけます。

       

      構造から世界の薬物規制を確認

       

      製薬企業などライフサイエンス研究機関や化学会社などでは、化合物の製造、所持、および輸出入規制を満たすために国毎に適切な管理を実施する必要があります。 万が一、会社が法令に違反した場合、会社の評判や売上を損なう可能性があり、行政処分や刑事上の罰則が科せられる可能性があります。 規制薬物を対象とする法律は、国際条約、政治経済同盟、国レベルなどで存在し、それらの規制内容や更新の頻度は大きく異なります。 Compliance Checkerを使用すると、この急速に変化する法律環境でコンプライアンスを維持できます。

       

       

      【NEW】カリフォルニア州統一統制薬物法に対応

       

      ナレッジベースに新コンテンツ「カリフォルニア州統一統制薬物法(California Uniform Controlled Substances Act)」が追加されました。本法律はカリフォルニア州において規制対象となる物質のリストを示し、それらの製造、販売、所有、使用、取引、輸送などを規制する法律です。この法律は、カリフォルニア州における麻薬乱用を防止し、公衆衛生を維持することを目的としており、規制対象物質の所持や販売に関して様々な罰則が設けられています。違反者は罰金や禁固刑などの刑罰を受けることがあります。Compliance Checkerは、最適な類似性指標を組み合わせることで分類を可能にする信頼性の高い類似性モデルに基づいて、化合物が米国スケジュールI&IIの規制物質と実質的に類似しているかどうかを識別できます。

       

      容易なシステム間連携・スケーラビリティー

       

      化合物登録システムや電子実験ノート(ELN)などと連携し、化合物の法規制確認をリアルタイムに行う為、Compliance Checkerは、REST形式のWebサービスAPIを提供しています。

      また、Compliance ChckerのWebサービスは、PipelinePilotやKNIMEからWebサービスからも利用できますので、化合物を扱う任意のワークフローに法規制確認処理を組み込むことが容易に行えます。

      実際に利用する場合、研究者の生産性に影響を与えないよう、十分に早いレスポンスが期待されます。Compliance Checkerは、中規模のAmazonサーバーで毎秒100分子を処理できます。Compliance Checkerの処理速度は、CPUまたは計算サーバーの数にほぼ直線的に比例しますので、適切なサーバーを選定することで、必要なレスポンス要求を満たすことができます。

       

      Web Service API

      直観的なGUI

       

      1つの化合物をチェックのための「シングルチェック」画面では、単一の分子をチェックするための迅速で簡単な方法を提供します。

      入力ボックスを使用して分子をテキスト(名前、SMILES、またはCAS番号※、名前※)として入力するか、Marvin JSで描画して、Enterキーを押すだけで、チェックを実行できます。結果は即座に表示され、レポートフィールドを動的に変更して、さまざまなファイル形式に出力することができます。さらに、国、出力フィールド、規制の日付を指定して、チェックをカスタマイズできます。(※:全てのCAS番号や名前に対応しているわけではありません。)

       

      一方、「バッチチェック」画面を使用すると、複数の構造を一度にチェックできます。一般的な化合物データファイル形式(SDF、MRV、SMILES)のファイルに対応しており、をアップロード用に受け入れられ、多くのレポートタイプを出力用に選択できます。

      バッチチェック画面は、検索履歴の参照画面も兼ねており、以前のチェック結果の概要を表示したり、詳細なレポートをダウンロードしたりできます。

       

      Single Checke

       

      コンプライアンスチェッカーは、関連する海外法令が収載された最新の法規制データベースにを包含しています。(例:米国規制物質法、英国薬物乱用法、麻薬および向精神薬の違法取引に対する国連条約、ロッテルダム条約、国際貿易における特定の有害化学物質および農薬、オゾン層破壊物質に関するモントリオール議定書などに対応)また、これらの対応する法令等は継続的に監視されており、迅速に更新されています。

      また、お客様のリクエストに応じて、対象国を拡大したり、法律を追加したり、お客様独自の社内規制を法規制データベースに追加したりできます。

       

      サポート法令一覧

       

      地域国名法令名
      条約化学兵器禁止条約The Convention on the prohibition of the development, production, stockpiling, and use of chemical weapons and on their destruction (CWC)
      モントリオール議定書Montreal Protocol on Substances that Deplete the Ozone Layer
      ロッテルダム条約( PIC 条約)Rotterdam Convention on the Prior Informed Consent Procedure for Certain Hazardous Chemicals and Pesticides in International Trade
      国際連合United Nations Single Convention on Narcotic Drugs 1961
      United Nations Convention on Psychotropic Substances 1971
      United Nations Convention Against Illicit Traffic in Narcotic Drugs and Psychotropic Substances 1988
      北米米国US Controlled Substance Act
      US Chemical Diversion and Trafficking Act
      US ARCOS NDC Dictionary File
      California Uniform Controlled Substances Act
      カナダCA Controlled Drugs and Substances Act
      欧州欧州連合EU REGULATION (EC) drug precursors
      EU Community regime for the control of export, transfer, brokering and transit of dual-use items
      英国UK Misuse of Drugs Act
      UK The Misuse of Drugs Regulations 2001
      アイルランドIE MISUSE OF DRUGS REGULATIONS 1988
      スペインES LEY 17/1.967, DE 8 DE ABRIL
      ES REAL DECRETO 2829/1.977, DE 6 DE OCTUBRE
      オランダNL Opiumwet 12 mei 1928
      フランスFR Arrête du 22 fevrier 1990 fixant la listedes substances classees comme stupefiants
      FR Arrête du 22 fevrier 1990 fixant la liste des substances psychotropes
      ドイツDE Gesetz uber den Verkehr mit Betaubungsmitteln (Betaubungsmittelgesetz - BtMG)
      DE Gesetz uber den Verkehr mit Arzneimitteln (Arzneimittelgesetz - AMG)
      DE Gesetz uber die Kontrolle von Kriegswaffen
      DE Ausfuhrungsverordnung zum Chemiewaffenubereinkommen (CWUV)
      DE Gesetz über explosionsgefährliche Stoffe (Sprengstoffgesetz - SprengG)
      DE Verordnung uber Verbote und Beschrankungen des Inverkehrbringens und uber die Abgabe bestimmter Stoffe, Gemische und Erzeugnisse nach dem Chemikaliengesetz
      スイスCH Swiss Controlled Substances Act (BetmVV-EDI)
      イタリアIT Decreto del Presidente della Repubblica del 9 ottobre 1990, n. 309
      スウェーデンSE Lakemedelsverkets foreskrifter om forteckningar over narkotika
      デンマークDK Bekendtgorelse om euforiserende stoffer
      オーストリアAT Suchtgiftverordnung
      AT Psychotropenverordnung
      ベルギーBE Arrête royal reglementant les substances soporifiques et stupefiantes, et relatif a la reduction des risques et a l'avis therapeutique
      BE Arrête royal reglementant certaines substances psychotropes, et relatif a la reduction des risques et a l'avis therapeutique
      アジアインドIN Narcotic Drugs and Psychotropic Substance Act 1985
      中国CN Regulations on the Control of Anesthetic and Psychoactive Drugs
      CN Toxic Drugs for Medicinal Use
      日本JP Narcotics and Psychotropic Control Act
      JP Pharmaceutical Affairs Act
      シンガポールSG Misuse of Drugs Act

       

      参考資料

       

       

      ホワイトペーパー

       

      研究所における化学物質規制遵守の取り組みにおいて、包括的な薬物規制がもたらす課題とCompliance Chekcerの解決策についての詳細が記されています。
      以下のボタンからダウンロードしてご覧ください。


      【内容】

      • 麻薬取締法の歴史を振り返る
      • 研究開発における規制物質
      • 化合物コレクションにおける規制物質の特定
      • ケーススタディー

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      Compound Registration:化合物登録

      化合物の正規化、チェック、検証、登録

      Compound Registrationは、一連のWebサービスに基づいて構築されたシステムで、新規の低分子化合物について、既にデータベースに格納されている化合物と比較し、一意性を確認し、化合物番号の発番やロット番号の発番を行います。一意性の決定は、構成可能な企業のビジネスロジックに従って行われます。
      システムには、関連する構造情報と付随情報を格納するように設計されたデータベース(レジストリ)が含まれいます。化合物は、登録前に正規化、検証、品質チェックのステップを経て、問題を自動的に修正できない場合は、ステージング領域に分類されます。登録が成功すると、化合物を3レベルの階層に格納できます。

       

       

       

       

      登録プロセスの開始

      新しい化合物は、Webベースの登録フォームを使用して1つずつ簡単に追加できます。または、アップロードページから一括で(化合物ライブラリまたは構造のセット)。システムは、検証されたすべてのカスタムデータフィールドを持つ単一およびマルチコンポーネント構造を処理できます。マルチコンポーネントエンティティは、すでに独立して登録されている2つ以上のコンポーネントで構成されます。現在、代替品、混合物、製剤、およびポリマーがサポートされています。
      Compound Registrationは、他のアプリケーションからも利用できます。WebサービスAPIが利用でき、電子実験ノート(ELN)やKNIMEおよびPipeline Pilotなどのワークフローツールからも可能です。

       

      化合物登録ワークフロー

       

      登録データのバリデーションと一意性のチェック

      化合物構造は、登録前に一連の標準化、検証、および品質チェックのステップ(例:価数エラー、表示問題の自動修正)を通過します。外部IDおよびその他の指定されたデータも、構成されたビジネスロジックに基づいて検証されます。検証フェーズを通過しない、または単に自動的に修正できない化合物は、特権ユーザーが手動で修正して登録できるよう、ステージング領域に分類されます。

      検証後、新しく提出された化学構造がレジストリのレコードと比較されます。一致タイプには、完全一致、立体異性体、互変異性構造、およびそれらの組み合わせが含まれます。このシステムは、立体化学を正しく識別して表現することに特に重点を置いています。アトロプ異性体の識別も可能です。化学的に重要なテキスト(CST:Chemically Significant Text)は、構造が不明または部分的に既知である化合物のギャップを埋める為に用いられます。

       

      登録データのチェック

       

      階層型化合物ストレージ

      登録された化合物は、親、バージョン、ロット(またはバッチ)の3レベルの階層構造で格納されます。この構成では、バージョンは、親の同位体または塩/溶媒和物のバリエーションを表す場合がありますが、バージョンはバージョンの異なる生産バッチを表す場合があります。塩と溶媒和物は専用の辞書で管理されています。それらは、登録時に適切な価数とともに化合物に簡単に割り当てたり、提出された化学構造から抽出したりできます。

       

      Compound Registrationにおける化合物の階層

      化合物-は、ツリーのような表現で3つのレイヤー(親、バージョン、ロット)に格納されています。

       

      化合物データの階層構造

      • 親:同位体、電荷、対イオン、または塩/溶媒和物を含まない化学構造の中立的な形式です。
      • バージョン:同位体、対イオン、または塩/溶媒和物を持つ分子(中性または荷電)。
      • ロット:企業内での化合物の発生。通常は物理的なサンプル。
      3階層のデータ構造(メタイミダゾールの例)
      3階層のデータ構造:鎮痛薬・メタミゾール(metamizole)の登録例

      登録されたエンティティ―の修正

      許可されたユーザーは、レジストリ内の既存の化合物を修正できます。このシステムにより、ユーザーは分子構造を変更したり、さまざまな階層レベルにおける関連データを変更したりできます。レジストリにコミットされたすべての修正は完全に監査され、リクエストに応じて、選択したエントリの完全なデータ履歴を表示できます。

       

      多成分化合物は 、2つ以上の成分から構成される 化合物 です。実際の技術的な解決策に関して、これらのコンポーネント は、登録システムで独立して登録された単一コンポーネントの 化合物 としても存在し ます。目的および組成情報の正確さのレベルに基づいて、さまざまなタイプの多成分化合物が存在します:代替品、配合、混合物、およびポリマー。多成分化合物は 、 (各フラグメントを個別に登録せずに)単一の 化合物 として 登録さ れ ている構造フィールド内に複数のフラグメントを持つ構造とは異なります。

       

      Mixture(混合物)

      半定量的な組成情報を持つ 多成分化合物の 一種 。Mixtureの場合、すべてのコンポーネントには、コンポーネントの相対量を表す割り当て範囲があります(たとえば、コンポーネント1はMixtureの30〜40%を構成し、コンポーネント2は60〜70%を構成します)。コンポーネントの最大数とコンポーネント範囲の値は個別に設定できます。それらのいくつかは、不確かな情報の場合に、未知の範囲として使用することもできます。混合物に未知の成分範囲がある場合、追加の「不明」データも構造に添付されます。

       

      Formulation(製剤)

      正確な定量的組成情報を備え た 多成分化合物 (例:成分1:37%、成分2:63%)。実質的に任意の数のコンポーネントを定義できます。

       

      Polymer(ポリマー)

      モノマーX-A-XとY-B-Yの縮合反応の結果生成され、一般構造「...A-B-A-B-A-B-A-B-B...」を持つ交互共重合体のポリマー表現をサポートしています。 ルール/脱退グループのペア(X、Y)は、Polymer構成ページで定義できます。

       

      ルールの例:

       {
            "rules": [
                  {
                    "leavingGroup1": "COBOC",
                     "leavingGroup2": "Cl"
                   },
                  {
                    "leavingGroup1": "CCOBOCC",
                    "leavingGroup2": "I"
                   }
            ]
       }

       

      ポリマー構造は、定義された規則に従って構築されます。ポリマー表現は次のものを使用しています:

       

      1.各モノマーから、次の設定でポリマーユニット/ SRU(構造反復ユニット)が作成されます。
      • 多重度:n(デフォルト)、変更可能
      • パーセンテージデータ(%):任意の値を設定できます(検証は実行されません)
      • ブラケットスタイル:正方形、変更不可

       

      2.「A」および/または「B」ユニットがさらに存在する場合、すべての「A」およびすべての「B」ユニットは、以下によって個別にグループ化されます。
      • グループタイプ:交互のコポリマー(alt)、変更不可
      • ブラケットスタイル:正方形、変更不可

       

      3.ポリマー全体は次のようにグループ化されます。
      • グループタイプ:順序なし混合(ミックス)、変更できません
      • ブラケットスタイル:正方形、変更不可
      • 繰り返しパターン:eu(どちらか/不明)、変更できません

       

      得られたポリマーは、ポリマーがXAXとYBY、またはYAYとXBXから合成された場合、それぞれから作成されたモノマーとは無関係です。 A、A '、A' 'などのAおよびB内のバリアント、エンドキャッパー(1つの接続ボンドのみ)およびブランチ(3つ以上の接続ボンド)がサポートされています。

       

       

      ポリマーの例

       

      ルール:

      • 退会グループ1:COBOC
      • グループ2からの脱退:Cl

       

      モノマーA 50%

      モノマーB 50%

      AとBのユニットを持つポリマー

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      モノマーA 40%>

      モノマーA 10%

      モノマーB 20%

      モノマーB 30%

      2つのA、2つのBユニットを持つポリマー

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      導入・インテグレーション

      Compound RegistrationシステムにはTomcatコンテナが必要です。REST APIが利用でき、既存のIT環境に簡単に統合することが可能です。登録データベースは現在、OracleまたはMySQL RDBMSをサポートしており、JChemテーブルと追加のリレーショナルテーブルを利用してデータをキャプチャします。下流のデータベースやプロセスとの統合機能を強化するために、Compound Registrationは、コンテンツを柔軟な形式(下流のRDBMS、xml、sdf)でミラーリングする公開エンジンを提供しています。
      内部ビジネスロジックの大部分は構成可能で、さまざまな企業のビジネスルールに簡単に適用できます。システムは、公開されているすべての構成オプション用のWebインターフェースを提供します。また、すべての一般的な認証モードと、プロジェクトメンバーシップに基づくロールベースのアクセス制御と権限処理の組み合わせも提供します。

       

       

      Compound Registrationオーバービュー動画

       

       

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      D360™創薬データ統合参照システム

      散在したデータを見える化する。D360™

       創薬に関する様々なデータはその種類に応じて、各分野のデータに特化した専門的な管理システムに保管されています。このため、横断的にプロジェクトデータをまとめて視覚化・分析するまでに多大な労力や時間を必要としています。D360™(ディー・スリー・シックスティー)を用いると、あらゆるデータソースから、ユーザーが必要なデータを簡単に検索・取得し、最適な視覚化を行い、データに基づく意思決定を迅速に進めることが可能になります。

       D360™は、 低分子化合物や生物製剤の創薬及び前臨床安全性研究に携わる世界各国の6,000名以上の創薬研究者に使用され、あらゆる業務要件に対応する科学データインフォマティクスハブとして、研究者自身によるデータアクセスの支援機能や解析ツールを内部に統合しています。D360™を用いると研究者はデータ収集に時間を割くことなく、データの科学的理解にエネルギーを集中することができます。

       

      D360™の概要
      D360™セルフサービス・科学インフォマティックス・プラットフォームの概要

       

      直感的な操作性

      D360™は直感的な操作でご使用いただけますので、データアクセスや解析を研究者自身で自由に進めることができます。マウスをクリックするだけで必要な情報を抽出する為の条件を設定し、検索を実行できます。 データの保管状況に関わらず、解析に必要な形式でデータを抽出して、変換や表示が可能です。

      インサイトを引き出す為の多彩な視覚化機能

      • ヒストグラム・棒グラフ・箱ひげ図等を用い、化合物ごとの実験結果及び算出結果プロファイルの単純比較
      • 算出パラメータに基づく用量反応予測曲線でデータ品質の理解向上、生物学者のニーズにも対応
      • Bioprofile Summary Data View機能により、アッセイに対する基質の反応を可視化

      モダリティーへの最適なアクセス性を実現するツールキット

      今日の創薬プロジェクトでは、低分子化合物だけでなく、抗体、ペプチド、ADCといった生物製剤など、多様なモダリティーを治療手段として評価します。D360™は、低分子、生物製剤、さらに前臨床トランスレーションに対応したツールキットを搭載し、迅速なデータアクセス・理解・情報共有を実現します。

       

      D360™ Small Molecule Discovery Toolkit

      • Matched Molecular Series Analysis(MMS)によって、化学構造の特定部位の変換や、その変換が分子特性に与える影響を検証
      • Structure Comparison Viewerで2種類の化合物の関連データを並べて比較
      • Virtual Compoundによって、仮想化合物をRグループマトリックスに表示・出力。実際の化合物と比較することで、プロジェクトの方向性を決定する意思決定を支援 など

       

      D360™ Biologics Discovery Toolkit

      • オリゴヌクレオチド、ペプチド、抗体、ADCなどの配列アライメント
      • HELM言語に従った、検索、フィルタリング、類似性の計算
      • バイオポリマーの配列-構造活性相関 など

       

      D360™ Express

      複雑なデータ統合機能を省くことで、迅速かつ低価格に導入可能なD360™のライト版です。廉価且つ迅速に導入可能な為、中小規模の研究所に最適なソリューションです。
      • 導入が迅速
      • 導入・運用コストが抑えられる
      • 管理サポートなしで即座に新しいデータを提供できる
      • 様々なデータソースとの連携が可能なので、ITインフラを変更する必要がない
      • インタラクティブなデータのフィルタリング、探索、多数のビジュアライゼーションを提供し、分析やパラメータの計算が可能

       

      D360™ Partner

      外部のパートナーとのセキュアなデータ共有、コミュニケーションや共同作業をシームレスに行うことができるアドオンツールです。
      • データ毎にパートナーに対し公開・非公開を選択可能
      • パートナーに関連するデータのみ表示可能
      • 低コスト且つセキュアに外部パートナーに関連データの参照アプリを提供可能
      • 外部パートナーによるデータクエリの構築・変更やmデータの追加は禁止

       

      D360™ Capture - 仮想化合物によりデザインを効率化

      バーチャル化合物を既存の化合物リストに追加し、実際の化合物と同様にクエリ機能や解析機能を利用できます。新たな化合物設計のアイデアの保存や評価、優先順位付けが可能になるアドオンツールです。
      「構想上の化合物も実際の化合物のように簡単に解析したい」というニーズに応えます。
        • バーチャルも実際のデータもデータセットとして抽出・優先度付けが可能
        • D360™に追加されたデータに直接、または外部からウェブサービスでアクセス可能

       

      D360バージョン21.5がリリースされました

       

      D360™D360バージョン21.5の新機能

      • バイオモダリティ:HELM version 2による高分子表記のサポート、配列の視覚的なクラスタリング、D360配列アライメントビューアの改良
      • 低分子。低分子:低分子構造の新しい解析機能、Transformation Analysis
      • データの視覚化:刷新されたSimilarity Mapデータビューアーとスティッキーラベル
      • ワークフローの強化:データ計算式やフィルター機能の追加、フォームのパフォーマンス向上

       

       

      D360™についての詳細は?

      D360™の機能をまとめたカタログをご用意しています。以下のダウンロードボタンからダウンロード下さい。

       

       

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