Design Hubに化合物ライブラリ生成機能が統合

投稿者: Jeremy Malerich

Design Hubは、DMTAのワークフローを管理するためのChemaxonのクラウドベースのコラボレーション・プラットフォームです。
ワークフローを管理するためのコラボレーション可能なクラウドベースのプラットフォームです。この度、Reactorツールの機能が統合され、創薬ワークフローにさらなる機能が加わりました。

ユーザーは、内蔵の変換ライブラリから反応を選択して化合物を列挙できるようになりました。

C-Cクロスカップリング、N-アリール化、アシル化、スルホニル化、アジド環化付加反応などの主要なライブラリ形成反応が含まれています。これらのそれぞれには、選択性、反応性、排他性に関する反応ルールが注釈されており、定義された変換によって合成できそうにない化合物を避けることができます。この反応ベースの列挙は、既存のマーカッシュベースの列挙を補完します。

Design Hubの化合物計算および予測ツールで意思決定を支援します。

主な特長

• 統合された反応ライブラリー: さまざまな変換反応から選択できます。
• 反応ルールによるアノテーション: 選択性、反応性、排他性を保証します。
• 強化された列挙：反応ベースとマーカッシュ列挙の組み合わせ

 Design Hub ユーザーはツールバーの 「New」 ボタンから Reaction Enumeration にアクセスできます。
図 1. Design Hub の Reaction Enumeration ツール内の反応と反応詳細のリスト